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休職から復職するまでに自分でしておくこと

少し前にコメントで書いたような、書かなかったような・・・。

少し、詳しく書きます。

まず、大前提。

病気の回復と労務能力の回復は全く別物だということ。

精神科医が、もう症状が収まっているので、「復職可」と判断していても、すぐに復職するのはものすごくリスクのあることなのです。

普通の人に当てはめても、たとえば連休明けの次の週の仕事をするとものすごく疲れます。

どんな仕事であれ、ある程度継続してしているから、業務を遂行することが出来るのです。

日数が空くと、頭が仕事モードになっていないので、ものすごく負荷がかかる。

だから疲れるのです。

で、休職の場合。

数ヶ月、というケースがほとんどです。

そんなに休むと、症状が収まっていても、仕事をする能力は明らかに衰えています。

ここで復職すると、急激な負荷がかかり、再発、という事態を引き起こしやすいのです。

段階を踏む必要があります。

まず、スーツを着て、会社近辺まで、通勤時間帯に行ってみる。

これだけでものすごく疲れることがわかると思います。

疲れなくなるまで続ける必要があります。

帰宅の練習。

帰宅時間帯に、これも会社近辺から家に向かう。

これもものすごく疲れます。

通勤って意外と体力を使うのです。

これが出来たら、仕事の内容によりますが、家で仕事の練習。

事務職の方なら、ダミーデータを作って、集計したり、グラフを作ったりする。

最初はダミーデータすら作れないと思います。

仕事頭になっていない自分に気付きます。

あとは、書く練習。

興味のないことに関して、感想文でもいいから書けるか試してみる。

何故興味のないことかというと、単純な話で、仕事では興味のないことでも報告書を書かされたりするので。

最低1ヶ月は掛かると思います。

書くのを忘れましたが、休憩を入れながらでもいいので、例えば9時から18時まで、頭を使う作業を続けられるか。

これが出来ないと、会社でもちません。

で、大企業の場合だと「リハビリ出勤制度」とかがあるので、それを活用するわけですが、ないところがほとんどなので、いきなり仕事の場に就くことになります。

なので、自衛するしかない。

ある程度、ワーキングスタイルをしばらく変える必要があります。

正社員であろうとなかろうと、原則残業はしない。

たとえ仕事が残っていてもです。

その日がデッドラインの仕事なら別ですが、そうでなければ帰る。

言い出しにくいでしょうが、上司の方に「しばらく残業は出来ない」ことを伝える必要があります。

うつ病は再発しやすい、という観点から、ここは企業の「安全配慮義務」に関わることなので、残業させると言い出す上司はまともな会社なら少ないと思います。

ただ、いつまでも残業しないわけにはいかないので、休日休めば疲れが取れる段階まできたら、「少しなら残業できる」と申し出ることも必要です。

平行して、休職したり、残業しなかったことで、同僚に負荷がかかっているケースがあるので、感謝を伝えるのも忘れない。

異論があるかもしれませんが、「うつ病になったのだから休職して当然」という態度は、人間関係を悪化させることに繋がり、新たなストレスを産む可能性があるのです。

いろいろ書きましたが、ここまで書いたのはほんの基本的なことです。

繰り返しになりますが、治ったからといって、働けるか、というのは全く別問題なのです。


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8件のコメント

[C826]

このあいだ上司と面談したときに、
「図書館などに半日でも一日でもいてみて、
本を読んでみるなどしておいてください」と言われました。
こういうのも、復職に向けての1歩だということです。
うちの会社には試験出勤制度があるので、
最初は半日勤務から。
一日になっても、しばらく残業なし。
という過程を経て、通常勤務になって行きます。

  • 2008-07-05
  • 投稿者 : めめ
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  • 編集

[C827]

治ることと働くことは別物。
そうですね。
僕は5ヶ月休職してある程度回復してきましたが、
いざ働くとなると、しんどい状態だと思います。
できることから、慣らしておかねばと思いました。

朝ちゃんと起きて職場にいくだけでも一苦労なんでしょうね。
そろそろそういうことも、考えていかなきゃなあ。
  • 2008-07-05
  • 投稿者 : ぽとす
  • URL
  • 編集

[C828]

おはようございます。

私は魔の『演奏会』がいい経験でした。まさ@茨木さんがおっしゃるとおり、あれが仕事だったらと思うとゾッとします。

明日通院日で、上司との面談もあります。今後のことについて、じっくり・しっかり話し合って来たいと考えてます。

[C829] めめさんへ

図書館に行く、というのはいい方法だと思います。
自宅ではない場所にずっといる、というのも準備のうちに入るからです。
余裕が出来たら、仕事関係のつまらなさそうな本を読んでみる、という方法もあります。
書くことで触れましたが、興味のないことをしなければいけない、というのも仕事の中身に関わることだからです。
  • 2008-07-06
  • 投稿者 : まさ@茨木
  • URL
  • 編集

[C830] ぽとすさんへ

実際には、今回触れた一連のこと、スムーズにいくことはほとんどないと思います。
どこかで程度の差はあっても体調が悪くなったりします。
でも、それも気付きの一部だと思っています。
復職する前に、自分がいかに弱っているか知るいい機会だからです。
  • 2008-07-06
  • 投稿者 : まさ@茨木
  • URL
  • 編集

[C831] とし@宮城さんへ

実は治ったかどうかは、イレギュラーなことをして気付くことが多いです。
平凡な毎日を過ごしていると、当然のことながら回復していきます。
そこに異質のストレスが掛かったとき耐えられるか。
そこが鍵だと考えます。
  • 2008-07-06
  • 投稿者 : まさ@茨木
  • URL
  • 編集

[C832] しんどいです

仕事していた頃は会社先を訪問するとき、5階まではエレベーターを使わず、階段を使っていました。車でスーパーなどに行くときもできるだけ遠くに止め、歩くことを心がけてきました。
でも休んでからはほとんど運動していません。電灯の電球を取り替えるのにも息が切れます。徐々に体力を回復しないといけないと思います。

[C833] 梅太郎さんへ

まず、身の回りのことを自分でできるようになることが、少し回復してからすることの一歩かな、と考えます。
うつ病回復の基本、休養と服薬は、症状がひどいときには当てはまりますが、少しでも動けるようになれば、出来る範囲で少しずつ動く練習が必要だと思うのです。
ただ、しんどければ、無理に動く必要は全く無いと思います。
  • 2008-07-07
  • 投稿者 : まさ@茨木
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