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お知らせ〜無料障害厚生年金相談終了します〜

突然の告知ですが、タイトルの通りです。

何故、っていう疑問があると思うので、書ける範囲で書きます。

元々は開業まで続けるつもりでした。

今までで50件くらいの相談を受けました。

ただ、半分くらいお断りしています。

「なんとか2級を取りたい」という相談に関しては特にです。

私は裁定する側の人間ではありません。

裁定するのは社会保険庁です。

結構複雑な、精神疾患の裁定の基準や、手続きの進め方は分かります。

ただ、この裁定の基準、勉強を進めるに従って、変な話ですが、あまりにも詳しくなりすぎました。

メールで匿名の相手にこれを伝えるには危険すぎるのです。

私の回答を少し加工すれば、「うつ病の障害厚生年金不正受給マニュアル」になってしまう。

そんなものが出回れば、本末転倒です。

私の意図は、本来2級を受給できる方が3級に裁定されてしまったり、3級を受給できる方が障害厚生年金を受け取れない、という現実を見て、少しでも役に立ちたいと思ったからです。

ただ、理念と現実のギャップがあります。

無料だから、ということもありますが、非常に高飛車に「2級を取らせろ」というメールも多々頂いております。

もちろんお断りしているのですが、後味がものすごく悪い。

結論として、問い合わせをメールで受け付けることは開業後もしますが、手続きを進めるのはあくまで「対面」で行います。

当然のことながら、報酬も頂きます。

お金のためだけではなく、お互いに責任をもって約束事を守る、という意味からです。

重複しますが、私は不正受給には一切加担しません。

あくまでも正当な権利の行使のお手伝いということで、この仕事をします。

無料のメール相談では限界です。

だから終了します。

勝手な言い分だとは思いますが、ご理解ください。


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障害厚生年金受給の向こう側

以前書きましたが、「うつ病」と「障害年金」で、検索エンジンを使い、検索すると、変な「障害厚生年金2級受給マニュアル」たるものが、山ほどヒットします。

URLを見てみると、一つではなく、いくつかある。

つまりこれは、この「マニュアル」を「情報商材」として販売している人が複数いるということです。

以前相談のあった方がこれを購入して、「騙された」と書いておられました。

そんな「マニュアル」あるわけない。

2級や3級の裁定基準があって、それに基づき、判断されるだけの話だから。

少しだけ書くと

3級:労働に著しい制限が必要な状態
2級:生活活動に著しい制限が加えられる状態

です。

その状態かを診断書と申立書で判断するのです。

結構面倒なので、辛い方は社会保険労務士に依頼することをお勧めします。

「マニュアル」に話を戻すと、なんかガッツポーズした人が載ってる。

これだけでも、これを販売している人が「全然障害厚生年金を理解していない」ことが分かります。

2級であれ、3級であれ、認定されると、その人は「精神障害者」となります。

年金の受給額は人によって異なりますが、

2級:年間130万円〜160万円くらい
3級:年間50万円〜70万円くらい

です。

家族がいて、他に収入のある人はすごく助かると思います。

ただ、一人暮らしや家族がいても、家族も働けない場合、全然これでは生活できない。

症状が酷いときには、絶対に仕事はダメですが、少しよくなると働かざるを得ない。

このとき、残酷な現状に対峙することになるのです。

以前、「うつ病だからって絶対履歴書に書かなければいけない必要はない」と書きましたが、「精神障害者」となると、話が全く変わってきます。

これは「障害」なので、必ず書かなければいけない。

隠して発覚すると、解雇や最悪の場合、訴えられる可能性もある。

かといって、書いてしまうと、いわゆる「普通の求人」に応募しても絶対落とされる。

では、「障害者枠」で就職しようとしても、現実はどうか?

この前、調べるためにハローワークに行きました。

とりあえず「茨木市」に限って障害者求人を見せてもらいました。

もちろんハローワークでは他の地域の求人も見れるのだけれど、恐らく障害厚生年金を受給するくらいの障害の人は通勤が辛いから、近くで探すだろうと思い、絞ったのです。

結果:

約50件
ほとんどが「身体障害者」だけで、たまに「知的障害者」も受け入れるところもある。

精神障害者を受け入れる企業:
3社

これが現実です。

茨木市に何人精神障害者がいるのかまでは調べませんでしたが、かなり倍率は高いでしょう。

空いていたので、ハローワークの担当者に理由を聞いてみました。

理由:
「精神障害者への対応の仕方がわからない。いつ辞めたり、欠勤されるかわからない」
「精神障害者を雇用する義務が企業にない」

一定規模の企業は「法定障害者雇用率」jというのが定められており、それを満たさないと国にお金を払わなくてはいけません。

ただ、この法律が不自然で、「精神障害者を雇用する義務は無いが、社員が精神障害者になった場合は組み入れていい」という内容のことが書いてあります。

なので、設備さえ整えればすむ身体障害者を雇用したがる傾向があるそうです。

極論を言うと、「障害厚生年金受給は確かにありがたいが、それにともなうリスクが存在する」

私は、自分が障害厚生年金を受給していますが、安易に「うつ病」だからって人には申請を勧めたくない。

もちろん「障害厚生年金」の受給のためのお手伝いをすることは、私が開業してからの仕事のかなりの部分を割くことになるので、こんなこと書いたら自分の収入が減るのは重々承知です。

だから、もし、依頼されたら、ヒアリングと説明にかなり時間を費やすつもりです。

また、一般的には
・着手金を取る
・申請する
・年金の何ヶ月かを報酬として頂く
のが、社会保険労務士としての仕事ですが、そこで終わらせるつもりはありません。

私がどこまで関与するかはケースによりますが、最終的にその人が自立できるようになって初めて仕事が終わり、と考えます。

カウンセラーの先生や社会福祉士の先生にお世話になることもあるでしょう。

そんな人脈は持っていないので、なんとかしなければいけない。

先輩の社会保険労務士の先生の中には「そこまでする必要はない」という意見を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

けれでも私は、「障害厚生年金受給の向こう側」まで見届けます。

これは私のライフワークだから。


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ありがとうございます。

障害厚生年金の裁定下りる

結論から行きます。

2級の裁定でした。

金額にして月十数万。

とりあえずほっとしてます。

前にも書きましたが、この手続き、全部自分でやりました。

ただ、誤解して欲しくないのは、「私が社労士有資格者で手続きを知っているから受給できた」訳ではないこと。

仕組みは知っていますが、当然手続きなんてしたことない。

主治医と社会保険事務所の窓口の方にいちいち聞いて進めて行ったのです。

特に、主治医のアドバイスは貴重でした。

また、現在の体調を正確に把握するために、普段より時間をかけてヒアリングを行なってくださいました。

より正しい診断書を書くためです。

ただ、受給権取得日は平成19年10月。

初診日は平成12年なので、その1年6ヵ月後の障害認定日には2級にも3級にも該当しなかったのです。

この場合、法律に基づき、申請書の受領日が受給権発生日となります。

確かに、その当時、まがりなりにも働いていたので、この裁定はやむなし。

ただ、一応、不服申し立てはします。

99%通らないと言われている不服申し立てですが、別にお金のかかることではないので。

それはさておき、さてこの2級、よくインターネットで「障害厚生年金2級受給マニュアル」というのが目に付きます。

結論から言うと、そんなのありえない

競馬で絶対儲かる、とか、パチンコで絶対儲かる、などといったものと同じレベルです。

年金の裁定に一番重視されるのが主治医の診断書。

仮にこれを操作し、虚偽の診断書を書くように迫れば、犯罪です

不正受給です。

くれぐれもこんなの買わないてください。

ちなみにネットで検索すると、このマニュアルが上位に表示されるわけですが、検索結果の後ろの方を手繰っていくと、「騙された」「肝心なことが何も載ってない」など、悲痛のブログが出てきます。

いずれ落ち着いたら、この怪しげなマニュアル、徹底的に叩きます。

で、今後の生活。

逆算して、月にいくら稼げばよいか目処が立ったので、そのとおりに行動します。

いわゆる「ビジネスプラン」です。

うつ病と付き合いながらの話なので、そうバリバリには動けませんが・・・。

とにかくやりたいことをします。


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ありがとうございます。

決意〜精神障害者として生きる〜

退院して、主治医の先生のところに行きました。

大学病院のH先生からの引継ぎの封筒を持って。

「だいぶ薬減ったね、大丈夫?」

「大丈夫です。やっと身体が軽くなった気分です」

実際、考えられないほど、たくさんの薬を飲んでいたので、うつのしんどさと薬の副作用が入り混じって、訳の分からない状態から開放されたのです。

「障害者の申請しようか?」

先生の方から切り出しました。

前々から頭にはあったものの、実際、自分以外の人から言われるとこたえます。

精神障害者

重い響きです。

でも、気持ちは固まっていました。

「お願いします。」

それまで、「うつ」と戦うことばかり考えてました。

でも、入院して気持ちが変わったのです。

この病気と一緒に生きていこう

落ちるときもあれば、上がるときもある。

でも、それに一喜一憂する生活に疲れました。

それよりも、「これが自分の個性」と考えたほうが楽。

楽に生きる

なんだか、今までは、わざとしんどい方向に自分を持っていって自滅している感がありました。

楽に生きることが、悪いことのように思っていました。

でも、違う

肩の力を抜いて、自分の生きたいように生きればいいんだ。

そう思ったのです。

確かに障害者認定を受けると、いろいろメリットがあります(過去ログ参照)。

でも、同時に「出来る」サラリーマンとしての終焉を意味します。

自分で言うのも変ですが、ずっと「出来る」サラリーマンでした。

でも、それと引き換えに、この病気を背負ってしまったのです。

出来なくてもいいや

そう素直に思える自分が居ました。

先生に障害者認定を勧められたとき、即答出来たのはこんな理由からです。

「仕事どうする?今年一杯は無理だけど、精神障害者雇用の機関を紹介しようか」

「いえ、結構です。独立します。」

やりたい仕事。

自分のような、窮屈な生き方、働き方をして身体を壊す人を作りたくない。

それも、社会保険労務士としての仕事です。

もちろん、それだけでは、収入は少ないだろうけど、そこからいろいろ自分の経験してきたことが活かせる仕事が出来るかもしれない。

先生が「まあ、今年一杯、ゆっくり考えて結論を出しなさい」

今も、気持ちは変わっていません

私は社会保険労務士として独立開業します

サラリーマンとは別の意味できつい仕事だと思うけれど、少なくとも自分で仕事の量はセーブできる。

また、自分で自分をコントロールする訓練になると思う。

仕事にのめり込み、暴走して身体を壊す。

そこからの脱却。

自分で選んだ選択です。

後悔はありません。

今も日々、開業に備えて、いろいろ勉強しています。

今、私は自分が大好きです。

これでこのブログもやっと現在にたどり着きました。

重い内容にも関わらず、読んでいただいた皆様に改めて感謝。

明日以降は、こんな私の日々をつらつらと書くブログに変身します。

もしよろしければ、引き続き読んで頂ければ幸いです。

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まさ@茨木

Author:まさ@茨木
社会保険労務士有資格者
第一種衛生管理者
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