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アサーション〜正しく伝える技術〜

ここ2日、「受け止め方」について少し触れさせていただきました。

今日は、「受ける」話ではなく「伝える」話です。

当たり前ですが、コミュニケーションっていうのは、双方の意見の交換です。

「受け止め方」が難しいように、「伝える」ってことも実は結構難しい。

言い換えれば「自分の誤解」と「相手の誤解」が組み合わさって「人間関係のトラブル」に発展するのです。

アサーション(assertion)って聞いたことのない人の方が多いかもしれません。

直訳すると「自己主張」。

ただ、これだと誤解を招きそうなので、私は「相手を尊重し、自分も尊重して誤解が起きなくするように誠意を持って相手に自分の考えを伝えること」という、ちょっと長い解釈を入れます。

概念はつまらないので、例を挙げてみます。

上司「何故、今日までの仕事が出来なかったんだ!」
自分「・・・すいません・・・」
上司「もういいよ、君には頼まないから!」

どちらもストレスです。

上司は怒っているし、自分も言いたいことはあるのに、言えなくてストレスが溜まる。

内向的な人によくある例だと思います。

攻撃的な例を挙げると

上司「何故、今日までの仕事が出来なかったんだ!」
自分「私だって忙しいんです!なんで私にばっかり仕事を押し付けるんですか!」
上司「給料をもらっているので仕事をするのは当然だろ!忙しいのは君の手際が悪いからだ!」

どちらも発言はしていますが、後味が悪いだろうなって思います。

アサーションを取り入れた例を挙げてみます。

上司「何故、今日までの仕事が出来なかったんだ!」
自分「申し訳ありません。途中で報告するべきでした。今、先輩の○○さんからデータ入力の仕事を頼まれていて、その仕事に時間を取られて期限内に終わらせることが出来ませんでした。今後気をつけます。」
上司「途中で確認しなかった私も悪いかもしれないね。でもやっぱり仕事の期限は大切だから私が気付かなくても、今後は報告してください。他のメンバーに任せるという方法もあるのだから」
自分「そうします。」

何気なく例を挙げましたが、自分、上司ともアサーションを使ったケースです。

自分の対応:
期限内に終わらせなかったのは事実なのでまず謝る。出来なかった背景を伝える。
上司の対応:
どんな理由があるにせよ、期限内に終わらせることの重要性を説明する。出来そうにないときの対処法を部下に伝える。

もちろん会話ってこんなにシンプルではありません。

いろんなケースがあります。

ただ、これも「認知療法」同様、これだけで1冊の本が出来てしまうので、あえてシンプルな例を挙げました。

概念的な話をすると、アサーションは「98%の誠意、1%の勇気、1%のテクニック」です。

専門的な話ではなく、私の解釈です。

流れで書いてしまったので、かなり浅い「入門編」になってしまいました。

興味のある方は専門書の購入をお勧めします。


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認知療法〜入門編〜

前置き:
昨日、いつもとは違う時間に記事を書いたので、いつも訪問されている方は読まれていないかもしれません。珍しく力を入れた記事なので、読んでいただければ幸いです。

で、本編

だいぶ前に「認知療法」について少し触れさせていただきました。

ただ「概念」しか書いていないので、分かり辛かったと思います。

「認知療法」については、それだけで本が出来てしまうくらい内容が深いのですが、書ける範囲で書いてみようと思います。

まず、「何故ストレスを感じるか」について。

シンプルに3段階に分けます。

・出来事(ストレッサー)
・考え、思い
・結果、反応(ストレス)

抽象的なので、具体的に例を挙げてみます。

・上司に叱られる。
・自分をダメな人間だと思う。
・ストレスを感じる。

一般的なパターンです。

あまりメジャーではありませんが、この3つを英語の頭文字で「ABC理論」と呼んだりします。

・Affair(出来事)
・Belief(考え、思い)
・Consequence(結果)

認知療法はこの「B」の部分、つまり何か物事が起こったときの感じ方、思いを別の角度から考えてみて、その結果としてのストレスを和らげよう、というものです。

具体例に話を戻して、これを書いてみます。

・上司に叱られる。
ああ、上司は自分のことを思ってくれているんだ、部長からも相当叱られたんだなと思う。
・もう少し注意して仕事しようと反省する。

もちろん、こんなシンプルにはいかないけれど、こんな感じで、捉え方によって、ストレスを感じるか、感じないかが変わってくるのです。

つまり、認知療法の目的は「物事の捉え方、考え方を柔軟にして、ストレスを軽減させる」ことにあります。

ヒトってそれぞれ、感じ方が違う。

上司に叱られて、すごくストレスを感じるヒトもいれば、全く気にしないヒトもいる。

その「違い」は先ほどのABC理論で言えば、「B」の部分が違うから。

簡単には、考え方のクセって治りません。

だから最初は、例えば会社でストレスを感じるようなことがあれば、家に帰って「もう少し別の考え方があったのでは?」と、紙に書いたりします。

徐々に、徐々に、ストレスを感じにくくなる考え方が身についてきます。

簡単ではないけれど、興味のある方は専門書を読んでみてはいかがでしょうか。


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カウンセリング1st sesson 終了

カウンセリングに通い始めて早や半年が経とうとしています。

最初の頃はただの雑談。

先生曰く「カウンセリングは少し心に負荷がかかるので、人と話をすることに慣れてからにしましょう」との提案があったためです。

それでも最初の頃は、体調が悪く、土壇場でキャンセルすることもしばしばでした。

で、慣れてきて、いよいよ本格的なカウンセリングに入ったのが3ヶ月ほど前。

まず、「私は・・・です。」というのを、30ばかり思いつくままに言っていきます。

最初は簡単。

「私は男性です。」とか「私はネコが好きです。」とか・・・。

でも、段々無くなってきて、考え込むようになります。

徐々に心の内面を言うようになってきます。

そして、それが終わったら、一つ一つについて先生と二人で話していくのです。

目的は「自分はどんな人間か?」ということを、カウンセラーの先生と私とで共有すること。

また、それがうつ病の発症にどのように影響したのかを話していきます。

で、それが昨日終わりました。

最後の仕上げに先生から「この一連の私は・・・にタイトルをつけて下さい」と言われました。

すぐ思い浮かんだのは「荷物を降ろした自分

結構、今までいろんな重い荷物も持ちながら暮らしてきたと思います。

小さいときは家に机もない貧乏な環境で、「とにかく勉強して大学まで行って、普通のサラリーマンになりたい」と思い、一生懸命授業を聞いていました。

高校進学の時は学力的には学区内でトップの学校に確実に受かるレベルでしたが、もし落ちれば即就職だったので、ワンランク落とした学校を受験。

大学入試の時も、「浪人すれば即就職」の状態。

お金が無いので私学は受けられません。

国立だけに絞り、これも確実に受かる大学を受験。

別に就職するのが嫌だったわけではなく、「どんな仕事をしたいかわからない」ので、考える猶予が欲しかったのです。

卒業して就職してからは過去ログに書いているとおり。

常に何かに追われていました。

いや、勝手に自分を追い詰めていたのかもしれません。

非常に窮屈な生き方だったと思います。

今はそんな状態から、完全にではないにせよ、開放された感覚があります。

この一年でだいぶ貯金を切り崩しましたが、特に不安はありません。

また、「うつ病」という爆弾を抱えたまま開業準備に入っていますが、これもあまり不安はありません。

根拠のある「自信」がついたからです。

以前書いたように、そんな窮屈な生き方でしたが、後悔はしていません。

いろんなものを失ったけど、それ以上にたくさんの財産を得たからです。

「財産」といっても金銭的なモノではなく、カタチのない「財産」。

過去を「恨む」のでなく過去に「感謝」する。

そうやって、これから生きていこうと思います。


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